うたの一覧
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只野ハル
ムカツキやイラツキは内より湧くものと知りつつ抑えきれぬとき
1
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只野ハル
新しい流れに乗れず馴染めずオールドタイプは取り残されて
1
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只野ハル
前に会った事何度も思い出して次の約束できないでいる
0
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椿
あじさいの色はしろくてやがて射す日はあかるくて今日は晴れみたい
2
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椿
雑草に埋もれて咲いたあじさいの今年の色は青いむらさき
1
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ムラサキセロリ
かさぶたぶたぶたぶたぶたぶおまえからベロリ剥がれる「3ーA山口」
5
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只野ハル
ふたりして雨の道行ひとつ傘触れる触れないつなぎたい手に
2
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竹本未來
童話から弾き出された王子さま 名前あたえて恋人にした
13
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竹本未來
少しでも触れてみたくて歩み寄り近づけば切なくて足踏み
6
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竹本未來
神様は確実に阿部と私を結婚させる気などないくせに
11
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向日葵
バオバブの木を死ぬまでに一度だけ 見たい 出来れば君と並んで
2
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赤橙黄緑
砂浜の相合い傘はさらわれてわたしの名前先に消えてく
4
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笑能子
縦横の柵忘れ侘び住いそれでも日々は静かに流れ
1
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8月24日生まれ
まだ若く上手く鳴けないウグイスが 自分とダブり愛しく思う
2
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鷹雪
「ぜったい」はないと知りつつすがりつく「かみさま」みたいな祈りの言葉
32
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ほたる
我が窓に月傾きて夜深くこのまま月と心中したい
1
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詠み人知らず
世界の終わりを待っているすべての夜に 朝を届ける
7
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じゆん
ひたひたと押し寄せるのが不安なら ばしゃばしゃ裸足で歩いてやろう
9
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忘れ路亭
気がつけば 心を偽り 生きている 素直にありたいと 思いはすれども
2
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螢子
満ち潮のひたひた寄せる砂浜に二人佇み波の音聞く
9
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