うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
山本克夫
うそつきを順番に並べてドミノ倒し最後のさいごに倒れるのは誰
6
もっと見る
-
夜老猫
俯いて瞳を閉じても 突き刺さる青の冷たさ 深すぎる空
4
もっと見る
-
まき
間違って地に落とされたような眼でつぶやく「ドントトラストサーティ」
1
もっと見る
-
詠み人知らず
朗読されているのはわたしの人生すべて。わたしは死ぬのだと悟る。
3
もっと見る
-
亀子
花に触れ「あら生花なの」という人に笑いかけるは少し寂しい
4
もっと見る
-
亀子
暗闇に 眼を凝らして 見てみれば 昨日と違う 無花果の樹
3
もっと見る
-
まき
「このうたは自分そのものなんです」といううたは詠むのがとてもこわい
14
もっと見る
-
海月琉珠
「御薬を出しておきます 飲まないで我慢しなさい」という治療法
3
もっと見る
-
海月琉珠
どの靴を履ゐても足が痛いなら其處は居場所ぢや無いのだよ 君
3
もっと見る
-
まき
思い出してなんかやらない君のこと空がきれいに晴れていたって
1
もっと見る
-
くも
真夜の車窓うなだれねむる家族ありディズニーランドは夢を売る園
3
もっと見る
-
くも
肩に頭、頭に頭を乗せながらぼくらは列車の闇を知りだす
6
もっと見る
-
くも
保険屋の見積もり置かれかずかずのぼくの死に方教えてくれる
7
もっと見る
-
くも
ふるさとにもどれば小川はせせらいでかわらぬ空気の密度とおもう
3
もっと見る
-
佐々一竹
境内の祠の裏に潜みいる狐の影に怯えた頃
4
もっと見る
-
紫苑
夜に託すおもひもうたも知らぬげに丘の端にあかき陽は昇りけり
6
もっと見る
-
笑能子
渋柿が出湯に遊び丸くなるいっそ彼の地も出湯とすれば
1
もっと見る
-
銀ねず
街はいつかわたしのいない場所になる確かなことは今日さえ未来
7
もっと見る
-
８月２４日生まれ
対自分一時休戦協定を結んで少し自分を許す
5
もっと見る
-
まるたまる
この白い皮膚の下には赤い血が流れています 心はここです
6
もっと見る
