うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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悠々
ミジカ日ノヌクモリヒトツ手ニツツミソット差シダス君ノヤサシサ
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卯月
朝餉から大量虐殺したやうな気分にもなる蜆汁かな
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山本克夫
うつむきの角度をただす雨あがりひかりの垂直線によりそいながら
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山本克夫
目の前に冬の鍵が落ちていて拾ったら氷のように解けるのでしょう
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山本克夫
あした昆虫として羽化するゆめをみてそれならそれでいいかと思う
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紫苑
「殺されてもいい」と呟く眸の奧に生への希求は陽炎のごと
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さる
いまにして 思へば彼の 純粋さ 時代錯誤と 言ふ人もあり
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文月郁葉
懐におさまりきらぬ片恋のために討ち入るあなたの腕
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海月琉珠
「恋したらダメよあなたは月だから闇がありきで輝く運命」
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久哲
もう誰も泳いでいない深海のいきものでした蛍光灯も
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久哲
眠る時ねえさんが出る ねえ もっと猫の話をねじ込んで 泣く
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久哲
卵白に沈む船には少しだけ懺悔の時間が長い利点が
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久哲
野ッ原でノシイカ食べて青空に麦藁帽の味と申請
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久哲
意思のない好きになりきり水底に沈んで青い藻と暮らしたい
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恋花
「こんばんわ討ち入りしてもいいですか」「いいよ今なら吉良居ないから」
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月子
もう要らない 締めの台詞が言えなくて わんこそばみたい この恋愛は
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詠み人知らず
朝まだき かそけき霧が身をつつむ 優しい雨の湿りを帯びて
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きりあ
ルール改正前のわたしは女王だったでも今はただのおんな
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浅草大将
欲望という名の電車があるのならそれは恐らく新幹線だ
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笑能子
淡々と己の誠研ぎ出だしただ一隅の提灯となる
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