うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
双方が訳ある身ゆえなおさらに本心なぞは伝ふる由なく
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久哲
よく冷えたダルマストーブ横抱きにしたまま朝礼台よ お眠り
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久哲
マロングラッセを敷き詰めた視聴覚教室内で萎縮しないの！
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久哲
ツボ振りのあねさん達の美しい肘から上に校歌を添えて
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詠み人知らず
既婚とかママだからってそんな箱壊せないから切なくて恋
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きりあ
エムワンの覇者は誰でもいいと言う笑わないきみ猫と見ている
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詠み人知らず
愛してはもらえぬ日々を過ごし切り夫の為に作る夕飯
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詠み人知らず
木曜に必ず逢える人のコト例えば毎夜の献立プラン
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タイベリアス
新しき二千六百五十五の重さ感じて妻とほほえむ
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＊なび＊
さあやるぞ 思った矢先ニャアと鳴く こやつはかなりの確信犯
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羽
パルメザンチーズこぼしたキッチンにほつほつと咲く冬のたんぽぽ
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山桃
綿雲のぽかりと惑ふ大き空ほがらほがらに軽トラ駆る吾
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まき
すべてから自由になるということはどうしてこんなにさみしんだろね
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まき
公園で威張る独裁者の像を壊せずヒゲだけ描いて逃げたさ
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卯月
水墨の世界のやうに降る雪が全てを白く白く塗り籠む
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青海波
寒さ増し冬海の幸舌鼓落ち着く先は 腹太鼓
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光源氏
義を取りて南無阿彌陀佛となふればよしきあしきも成佛せざる
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光源氏
うたかたの夢まぼろしのうつし身よ地獄の鬼と見まがへりしか
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光源氏
ゆづり葉を埋みて見やるくれなゐの羽袖はいかに君が代をまつ
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光源氏
あらし山一面閑雅風流もいまことごとく地獄となりし
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