うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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浅草大将
仮初めもよしの一夜をたはぶれで萩の上葉に寝ねがての月
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夏川ゆう
麦藁の帽子を被り散歩する古き良き時代感じるアンテナ
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芳立
春の夜の夢と知りつつめざむれば道ならぬ雪のこる思ひは
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山桃
椋の枝に鳥総たつかの若みどり鳥の足して萌え出でにけり
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リンダ
ひくたびに吾子の落書き見直して調べる漢字忘れる夕べ
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紫苑
桃潮のさかのぼりゆく夜の闇を統べゐる花と遠き海の香
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れい
夏の匂いたっぷり含んだ草ティアラコットンの似合うあの子にあげよう
3
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れい
あまりにも醜き事件（こと）の多過ぎて蜥蜴（とかげ）の顔が美しく見ゆ
3
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紫苑
棘もたぬ身のかなしけれ木香の枝折るるほどに雨を容れつつ
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詠み人知らず
見て回る草木全てが芽をのばす活力もらう朝々のとき
11
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薫智
こんなにも歩み続けてこれたのは優しき心受けてきたから
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薫智
感謝です幾多の拍手いただいて喜び溢れ輝いてます
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庭鳥
かき氷砕く音した真夜中に降ったと知った予感通りに
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詠み人知らず
雨ふりしあとの空気がすみわたり鈴鹿の山が近づいてくる
20
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やすむ
考える考える鳩がうろついた形跡のある天窓の雪
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悠々
はるのゆきよあはれあはれわが戀の路になふりそ道ならずとも
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虹雲
青春の激しき郷愁青き野よちあき歌える黄昏のビギン
5
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笠原宏美
うるさかった祖母の瞳がまるくなり夜に戸惑うゆるやかな坂
7
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薫智
熱いよりぬるめの方がじっくりと君のぬくもり感じていれる
8
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詠み人知らず
紙袋三つを右手に持ち替えて私の手をとる君の左手
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