うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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トーヤ
健脚を活かして一駅すっ飛ばす耳に流れる天使の心
3
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リンダ
くねくねとモンロー真似て服を脱ぎ分厚いタイツに足をとられる
6
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庭鳥
予備校の模試の話題で盛り上がるふたつ隣で歌とコーヒー
10
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リンダ
年下のオトコにふいに抱きしめられ戸惑いよりも力に驚く
3
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さる
四十年ぶりの積雪都路に椿の花に白き色みる
6
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音波
おそらくは群青の鳥 冬色のまぶたの隅をゆらめく光
4
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光源氏
かりそめの一夜をすぐす春の夢まださめやらぬ肌のぬくもり
20
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まるたまる
あんなにも別れで泣いた葬式でのど仏の骨冷静に見る
12
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光源氏
今宵また寒き氷雨に濡れながらくちぬ歎きに酔ひしれるのみ
10
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悠々
狂いゆくきみは鋭き嗅覚でわが三歳（みとせ）前の嘘を暴きぬ
13
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ころすけ
金がないこと種になり花咲かす歌詠みといふは楽しかりけり
10
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聴雨
春うらら花に遊べる虻ひとつ雀おまへもともに遊ばん
12
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薫智
コーヒーが冷めるぬくもりみたいだね丁度よくなるぬくみ楽しむ
12
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虹雲
打ち込みし鍬の刃先に香り立つ放線菌もひと冬耐えきし
3
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光源氏
うつつにも鈴鹿を越えし身のうへの夢路を照らす夜半の月かな
8
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虹雲
黒人ママの乳房垂るごと密林の木漏れ日のなかカカオ実れる
4
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ころすけ
日が暮れるまでため息を繰り返し一生分のあぁを終えたい
9
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詠人不知
変わってもあと少しだけこのままで ガールズトーク午後ティータイム
1
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光源氏
咲き初めし宵待草や月の影心のうちにとどむ思ひよ
11
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光源氏
高らかに渡らふ春の月を待つその面影をさやかにぞ思ふ
12
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