うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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笑能子
刷新を掲げ看板変えるなりその看板の名誉は何処
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水島寒月
嘴太き鴉はのっと飛び立てり僅かその身を沈めしのちに
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水島寒月
この腹に据ゑ兼ねしこと屁とともに春風に乘せひり出したきも
1
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水島寒月
小綬鶏の規則正しく鳴く声を間近に聞きて早桃を食む
6
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詠み人知らず
自分らしく生きることなど何の意味すらないことと思える夕陽
3
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詠み人知らず
乗り慣れぬラッシュアワーの地下鉄で心細さを消す個人主義
3
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水島寒月
あなたとふたりで来た丘はなど口ずさみつつ登る谷戸坂
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島祝
菅の根の乱れて凪がぬ雨の音の長々し夜に我ぞなきぬる
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竹本未來
煌いた猫が切り裂く月夜なら 爪痕さえも物語へと
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竹本未來
最期まで忘れることが出来なくて曲線の果て傷として待つ
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竹本未來
星屑を散らした様というけれど ここは私の記憶の墓場
10
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キタハラ
マシュマロがゆっくりとけてゆく だれかぼくを必要だと云ってくれ
11
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浅草大将
あづま路へ何がなにはの心意気通ひて燃ゆる天つ火もがも
7
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ほたる
レモンの月 電信柱のてっぺんに乗れば可愛い。白ワイン飲む
10
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平 美盛
恋なんて 所詮一時の 憧れと 強がって見ても 涙流れる
8
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聴雨
それぞれの色で艶めくまろき石つひのすみかは広き海の辺
17
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詠み人知らず
悲しくて傷つくことのありしけど拍手ゐただき元氣もらひし
33
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平 美盛
振い気や 厠飛び込む 水の音 春尚寒き 今年の天気
6
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浅草大将
青空に何時かは響くことやある夜に地を這う歌のうめきは
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まるたまる
君ならば明日の糧にできるよと優しき人の胸で泣きたい
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