うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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猿ノ丞狂介
今日も飲みと妻を思はぬ町のダニ飲むことが好き酒の権化か
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猿ノ丞狂介
濡れつつぞしひて折りつる紙の鶴命の幾日もあらじと思へば
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猿ノ丞狂介
とどむべきものとはなしにはかなくも散る恋ごとにたがふ心か
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山桃
奥山に白き巻き貝見る時はいや遠離る恋な忘れそ
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芳立
九条を貶めむもの二つあり改憲ファシズム護憲ファシズム
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中村夜
君に会う日はいつだって泣きだしてしまいそうなくらいせつない
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庭鳥
劇場へ向かう地下鉄広告の箱根ラリック春風抜ける
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芳立
すべらきもたみもやちよにちよろづのうたのわをもてたふとしとなす
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芳立
たかしるやあめの涙に民草は晴るとてなにかつゆ忘るべき
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狭間悠木
カーテンをそっとひらいて青空の優しい光りにつつまれる
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ころすけ
ふるさとへ列車で帰る あぁ街も桜も遠くなりし弘前
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水島寒月
職退かれし上原さんが丹精のビオラは咲きて春風を受く
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さる
罪憎しされど人の身憎まずと法の日けふはなべて愛する
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杏子
田の水も 緩みて 五月の雲高く背伸びする草 太陽つかむ
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光源氏
見はるかす國のみだれをいとふれど成しのまにまにそめしあけぼの
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紫苑
木洩れ陽は斜かいの罠シナプスに碧のひかり瞬けるらし
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光源氏
明け暮れの時ぞ流れてつごもりし此のさめく世にお茶を濁して
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虹雲
茅野原風の波動に波打ちぬ銀の海原さざめきやまず
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光源氏
果てもなき時の流れに涙して花は花なれ人も人なれ
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光源氏
埋もるる春の山辺の浅緑 心は糸によられなむとや
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