うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
朝まだき雲雀は高く鳴きつぐる住宅街のアスファルト砂漠
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リンダ
少しづつ声のトーンが下がれども声がそっくり美容師が言う
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詠人不知
鞄見る 寝間着の中 あ！ 鉢植えは？ 納戸まで見た いやどうしよう
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詠み人知らず
「独りって寂しいもんだ」二人前レトルトパウチに思わされてる
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リンダ
すましてる犬は威嚇も尾も振らず私の前を走って逃げた
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リンダ
あの人を例えるならば犬かしら犬に嫌われ猫は悲しい
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リンダ
わたくしに片想いの人あらわれていい子になると誓う連休
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有為
朝夕に君し想はゆ綺羅星のつきても歌のつきぬと思へば
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卯月
大の字に寝るとはこういうこと也と畳の上で眠る幼子
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安奈
睡眠薬飲んだ体のふらつきに何を期待し眠るのだろうか
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安奈
眠れずに擦り続けた左眼のひりつく痛みは涙に似ている
2
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水島寒月
今日もまた詮無きことを言う人のありて会議は予定を過ぐる
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水島寒月
思い出に笑い転げて弟の遺影に集う七回忌かな
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水島寒月
鳴かぬなら鳴かずともよしほととぎす汝れには汝れの都合あるらん
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キタハラ
ありがとう 一生わかりあえないとしてもあなたが大好きでした
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ムラサキセロリ
気づいても何も言わないやさしさが心にしみる十九の飲酒
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水島寒月
無造作に我れ取り上ぐる花瓶より落つ山百合の花びらの色
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氷吹郎女＠停止中
夢なんて所詮美称だ欲望の消えた世界で生きたいのなら
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氷吹郎女＠停止中
花束を抱いて新婦は泣きながら「母のような母になりたい」と
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竹本未來
この世でも屆かぬ聲のその代はり 香を燻らせ言の葉うたに
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