うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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芳立
いま吾のあるがごときの歳月を憂へし父よゆゑに赦さじ
1
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たぁぼう
貴女の中に 顔うずめて 過ぎる時間は 自分の全てが そこにだけある
1
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たぁぼう
人生の この一瞬がもう帰らないのなら せめて貴女の 顔を見てたい
1
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島祝
傷つきし画面はなほも硬く閉ぢかなたとこなたは片や我が嫁
3
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若楓
特上の鰻を持っていったのにどうして先に食べてしまうの
5
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若楓
いつの日かあなたが握ってくれるよう信じて洗う白い指先
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有為
もれ出づる月の光もなかりせばあしきもの見で居るべきものを
7
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芳立
ひつるほど物思はする雨ならばひる袖あまるひとにふらなむ
11
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ほたる
お父さんわたしの理想のいい男今度逢ったら惚れると思うよ
1
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悠々
男とはかく生くべしと親父さん背中の悲哀おしえてくれたね
12
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ゆびきゅ
真夜中に電子むさぼる大人と子 無数の瞳は押し並ぶゼロ
12
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浅草大将
胸深く煙る思ひもさざなみのシガリロの香に甘く溶けつつ
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ほたる
残業を終えて疲れた君からのメールは五月雨突き抜けて届く
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聴雨
煙雨ふるなほたをやかな花の上しづく落ちればひとつ頷く
21
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まるたまる
爪先から絡めとられて五月雨に動きのとれぬ身体と心
16
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リンダ
ニコチンが抜けた代わりに贅肉が増えたらしくてプラス一キロ
4
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庭鳥
草原に炎ちらつき飛び火するごとく湿疹燃え盛ってる
5
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粕春大君
あらかねの土より炎の立ちたれば赤き竜いづ夏は来にけり
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虹雲
長崎の坂の道には秘めやかな悲恋やあらむ蜜柑花咲く
7
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ゆびきゅ
いつまでも恋の痛みを抱いてゆく 痛みは痛みのままでいいから
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