うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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櫻日 誠
我々は闘わねばならぬ異国から侍と言われる魂と
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櫻日 誠
いざ行かん海のおのこの生き甲斐は敵を撃滅青波に飲まれ
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月末待男
菜の花の咲き盛りゐる明日の為ほほ笑む君をそつと打つべし
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さる
年若くピチピチとせる女子の屈託のない笑顔に癒さる
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広瀬 光
青だぬき 君のポッケが 欲しいのだ君がじゃなくて 君のポッケが
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紫苑
食べものの尽きてふた月消える声繰り返される「誰も知らない」
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舞
週末は 彼帰宅中 携帯をかけちゃいけない せめて抱いて寝る
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舞
否定されバカにされても我が道を踏みしめながら歩きゆくのみ
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舞
朽ち果てた墓標数基が田を守る荒れて行く田をなすすべもなく
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舞
何もかもゼロにやせむと電卓のクリヤーキー押し窓の外見る
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舞
恋に病み朽ち果てていく我が身なり惜しくもあらず君と逝くなら
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山本克夫
八月の僕は陽射しを求める蝉で冷たい雨に泣いたりもする
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澤木淳枝
日の本の 夏は移ろひ けりなるを 金鳥の夏 ポケモンの夏
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青木健一
欲しいのは体じゃなくて触れたあと心の底で震える何か
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夜考宙ん
猫だって色々あるさ分かるかとジッと見据える ある夏の午後
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夜考宙ん
人生をリタイア選ぶニュース見て我はどうかと鏡に問う朝
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夜考宙ん
人は皆 感謝と後悔抱きつつ明日へ明日へと生を貪る
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薫智
ツンツンと猫の頬っぺたつついたら指先舐めてニャアと睨んだ
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月末待男
口数の少なき祖父の床の間に天狗の薬置かれてありぬ
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月末待男
掛け布団押し入れ深く仕舞ひ込み裸となりてひとは寝るべし
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