うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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沙枝
ヒマすぎてヒマすぎて 子はバック転 遂に成功 十二の夏に
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やねうらねこ
こぼれゆくいのちの滴この一世蝉の抜け殻枝にしがみつく
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れん
縁（えにし）とは奇跡じゃなくて綴ったこと ひとりひとりのハートを映す
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笑能子
軽やかな己の言葉に縛られて虚虚実実の日々送る人
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水島寒月
切なきを胸底深く仕舞ひ込み仕舞ひ込みして我れは生くべし
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水島寒月
紫に染まれる雲を眺め居り今日という日の今し生まれ来
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水島寒月
枝に在りて束の間眠る蜩はいかなる夢を今宵見るらむ
1
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氷魚
精錬を繰り返した言葉から零れる感情すくってほしい
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加祢
ひた駆ける熱き想ひは弦の上を涼風に乗せ自在に飛へり
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歌織凛
エメラルド深夜のカフェは秘密基地ソファに忘れたさよならのキス
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歌織凛
産土の神に祈りし朱夏の空友の子の無事に生受けんことを
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向日葵
時として保護檻となり往く子より幸ある餌を貰える野良猫
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芳立
とりがなく東の京ひとかれていま八月も半ばなるかな
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芳立
真実の愛なんてこと考へる暇があつたら恋せよ乙女
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阿彌
暑し夜に か弱き声と かたちしていつ果てぬかは 知る術はなし
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芳立
木々の葉のうたの道にし果つる身の蝉を白藜のかげにうつせり
10
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赤橙黄緑
年一度、帰省をすると「あれ食べたい！」「これも食べる？」と子供に戻る
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歌織凛
鰤かまをつつき合へりし旨し夜共に変はりて昔語らふ
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みん
へらへらと笑うあなたに腹が立つ自分の可愛さ知らないみたい
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三沢左右
踏みし道凌ぜんとてや木々を薙ぎ行きてし打つと秋の荒川
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