うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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浅草大将
夕映えに御門ひとつの影落ちて平城の都はなほ草のはら
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まるたまる
どこからか金木犀が香る夜は君に恋したあの日を想う
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只野ハル
うたを詠むボタン押したし歌はなし歌を読みつつうたた寝をして
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福井大夢
ごまかせぬ強さを持った母音だと過去形を聞いたときに思った
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やねうらねこ
嘘じやないけれど言へないきみの手のカップを月のひかりが満たす
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福井大夢
素因数分解をして出るはずのなかった気持ちをきみにぶつける
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詠み人知らず
毒々しいピンクのネイルを久々につけたくなるよね「次は原宿」
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水島寒月
長雨に枝撓みゐるあを柿の重たげにして濡れ尽くしをり
4
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福井大夢
カッコいい肩書きを持つ女性には可憐な山百合くらいが似合う
3
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ふきのとう
運動会父の背中で子どもらは歓声あげて幸せ響く
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水島寒月
朝の雨にためらひつつも甘やかに金木犀は香りを放つ
3
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水島寒月
たまさかに飲み過ぐす日のある事の止むを得ざればみづから許す
4
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たんぽぽすずめ。
我がことを話すと君は我がことのように笑むから君いと恋し
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こむじゅ
ラジオより流れてくるのは趣味でないロックとポップの粋な解説
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澤木淳枝
サファイアも ルビーも酸化 アルミニウム コランダムじゃ 味気ないけど
8
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弦跳
茅蜩や高きお空に継ぎ目なし 欠伸をすれば栗落ちにけり
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恋花
もうこれが最後だからとカートンをまとめ買いした 残り９カートン
6
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聴雨
ぬばたまの髪に椿の香を籠めて君に解かるる月白のころ
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ムラサキセロリ
かわいらしいねタナトスタナトス唱える少女の健やかな歯茎
5
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村木美月
後ろから抱きしめられた温もりが肩甲骨のあたりで疼く
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