うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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福井大夢
奇跡など起こらないようにできているそれも未来と呼ぶのだろうか
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福井大夢
誰よりも知ってください今日の僕を 忘れてください昨日の僕を
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福井大夢
好きだった人の好きだった音楽をポケットに詰めて冬まで生きる
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たんぽぽすずめ。
麗しいを麗しとせず詠む我が駄目とみなさん言って下さい
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詠み人知らず
夢見てる 自分の中の 暗闇を 一本背負いで 投げ飛ばす日を
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舞
朝市を人の流れにゆらゆらと そぞろ歩けば われ異邦人
4
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垂々
「明日」って明るい日だと信じてた頃につくった火傷のむらさき
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舞
アスファルト隙間を割りて たをやかに 何事もなく花が咲いてる
4
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飯田彩乃
お別れの時に貰つたあの指を後生大事に咥へてをります
4
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でくのぼう
枯れはてし命の身にも宿りしは煩惱ひとつ哀しかるらん
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でくのぼう
眞夜中にきみの乳房を弄りて生くる形を確かめてをり
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たんぽぽすずめ。
茎三つ黄の葉四つに赤花が揺らるる麻は秋花火かな
8
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卯月
宇宙をばその名に抱き秋桜は地球の秋の風に揺れをり
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薫智
記憶ってこぼれ落ちゆくものだから脳に染みこむまで繰り返す
8
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薫智
友人の勝手知ったる台所何故か自分が調理やってる
5
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まるたまる
いよいよ夏がやってくるねと言ってみる十月某日蒸し暑き夜
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たんぽぽすずめ。
繋がりし綿毛二つが浮くさまをまぐわいと見る心恥ずかし
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芳立
堰おちの水はきし辺に咲く花にしぶきかへりぬ風のまにまに
8
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詠み人知らず
奥深き人の本能大切に重ねし時は二人の軌跡
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芳立
病めば身の火照るとまがふ晩秋の日にときならぬ暑さかへれる
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