うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
「はい」という返事の正しさ誠実さ問われ続ける白いオフィスで
3
もっと見る
-
詠み人知らず
生乾きのアスファルトから立ち上る原生林の空気の密度
2
もっと見る
-
光源氏
咲く花は長くもがなとみ吉野の灯し火ゆらく春の名殘に
18
もっと見る
-
光源氏
ながらへし常磐の頬をかすむるは淡き櫻とひとすぢの涙
7
もっと見る
-
さる
春は来ず行方不明の友の名がリストにありぬ胸はりさける
8
もっと見る
-
京
弓の根本から先まで滑り下り髪にからんだ埃をなでる
1
もっと見る
-
浅草大将
放射能よりもこわいで大阪に今日も降る降ることだまの雨
14
もっと見る
-
敷島ヤマト
糸は強く太くあるべしバランスの悪い「繋ぐ」が風にたなびく
4
もっと見る
-
狭霧
咲かぬ間に命断たれし桜枝の怨みはいずれ花と散るべし
5
もっと見る
-
狭霧
何心なきて咲くなり桜花 故に哀しき故に麗し
4
もっと見る
-
みみ松
ぎこちなく我ノコひけばどこからかホッホと鶯カカカと烏
3
もっと見る
-
みみ松
落とした枝に冬越しの蛹が二つ蛾になろうとも飛べるは尊し
3
もっと見る
-
舞
見る吾も花も濡らして春の夜優しく包む銀色の雨
5
もっと見る
-
詠み人知らず
薄暗き林道のふと明るみてコブシの花はさきいたりけり
11
もっと見る
-
狭霧
陽炎の春告げ鳥は幾声も鳴きしをされど雪降りやまず
3
もっと見る
-
高野鴨
合格の 縁語凝れる 早春を 過ぎて澄みゆく 新学期の空
5
もっと見る
-
詠み人知らず
転勤で心不安になる友に薔薇のブローチ心こめ作る
3
もっと見る
-
ちょうのすけ
君がいる 幸福という日常に 息をするよに 水飲むように
5
もっと見る
-
ちょうのすけ
「頑張れよ」「頑張ってるよ」 わかってる。それでも言うよ、何度でも言う！
0
もっと見る
-
詠み人知らず
年単位原発冷却かかるかもこのままでは日本が危ない
3
もっと見る
