うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
只野ハル
右肩をわざと濡らして俯いた傘の左に誰もいないよ
9
もっと見る
-
みやこうまし
梅の木に小雨かかれば枝ゆるぎ青葉が揺れて小玉きらきら
8
もっと見る
-
夢想家
ナン作り 一人で励む インド人ガラス越しに 会釈を交わす
3
もっと見る
-
只野ハル
魔法少女が魔女にならないように変えた宇宙に君はいない
2
もっと見る
-
水島寒月
菜の花の咲き盛りゐる春の野にちひさき君をそつと置くべし
4
もっと見る
-
水島寒月
稜線はわづか霞みて丹澤は春の温みをわれに投げくる
3
もっと見る
-
浅草大将
浪の色もうつろひにけり若萩のしげりそめたる野路の玉川
15
もっと見る
-
光源氏
あかずして君につげつるあしひきの峰に櫻の殘るときまで
5
もっと見る
-
詠み人知らず
垂れてくる鼻水に 僕、生きてる と気づけた今日は花粉も愛せる
2
もっと見る
-
光源氏
わかれ路をなにかなげかむほととぎす弓はり月の影を思へば
7
もっと見る
-
詠み人知らず
さわれない 画面の向こうにいるきみの声は隣にいてくれるのに
5
もっと見る
-
光源氏
ふる里の花の盛りに身を寄せばいかに心のことを問はまし
11
もっと見る
-
光源氏
おぼろけに君な照らしそ春の月通ひまつらむ淀の浮橋
8
もっと見る
-
きさ
富士山に向かって祈るよ あの空のずっと向こうが東北だから
4
もっと見る
-
おおみはじめ
種をまくつもりの本がうずたかく去年出た芽を押しつぶしおり
11
もっと見る
-
光源氏
人しれず藤の末葉をしのぶれどただ世の果てのよすがに過ぎず
9
もっと見る
-
夢想家
夢にいる我を探して呼び戻す門限守る目覚し時計
4
もっと見る
-
みみ松
実をつけてカリン酒造る日まで皆無事であれと苗木植えし今日
6
もっと見る
-
卯月
金網の内か外かもわからなくなって黄昏溶けていきたい
7
もっと見る
-
凍
寂しいが二乗になった結果です。後悔に似た恋の後味
6
もっと見る
