うたの一覧
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葉月きらら☆
掃除機にまたがり昔見た夢は家族そろって行く遊園地
11
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詠み人知らず
「誰が好き?」聞かないでいて そっとしてあなたが好きと言えずに仕舞い
1
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横雲
うれしきも憂きも便りのあるやなし涙に暮れて夏の夜の更く
9
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横雲
山深くたづねきつれば隠れ里忍ぶる声のもりて聞こゆる
4
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葵の助
夏の宵ベランダに出てさらさらとあなたの自転車待ちぼうけてみる
1
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陽だまり
吹く風に調べをのせる子守唄少しやつれしその頬抱ゐて
1
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蒼井 月子
いちごみるくがりりと噛んでせめてもの抵抗せんと別れの情景
6
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原 沙良葉
有益な命の使い方をしたい アスファルト教えてくれますか?
2
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原 沙良葉
転がっていた寂しさは真夏のアスファルトの熱で溶けて死んでた
3
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原 沙良葉
ごうごうと過ぎ行く音をアスファルトに耳つけて聞く 君はまだかな
2
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原 沙良葉
アスファルト真ん中の染みに空見上げ 誰かがここで泣いてたのかな
3
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葵の助
大の字で綿あめみたいな空間と時間を受け取るふわふわの暇
2
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葵の助
静寂の中で極厚ギザギザのポテトチップスひとひとひとり
1
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葵の助
キムチ鍋ビールと一緒に夫婦して子ら寝たかなと電話してみる
1
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れいこ
節電で車内の照明ともされず手にする本に外の影落つ
5
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光源氏
かぎりなき思ひを寄するほととぎす笹尾の山に今日も鳴くらむ
6
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光源氏
ほととぎす聲聞く美濃の秋風に濡れし袂の定めかねつも
8
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光源氏
薄花に染むる心はわびしけれこの世の濁り見果つ時まで
4
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光源氏
ひとふしに御心とどめ寄せたまへ思ひ浮かぶる有爲のことの葉
5
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光源氏
受くるとも赦すともせよ闇の夜にこの一時を過ぐすしあはせ
6
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