カテゴリー: その他

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詠み人:

雨夜

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12月歌会・題詠「迫」
冬の蝶は誰もしらない険しい谷間を
越えていくのだろうか。
簓のように傷み/ざわめき/さらさら
流れていく翅を愛おしむ、
12月の雪と月を詠みました。

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令和三年十二月二十六日
隱り口の迫間こゆらむ冬の蝶 ささらめく翅めづる雪月