雨夜さん
のうた一覧
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幽玄に出で立ちゆらふ 春 の 妖 精 ただ春の刹那に
令和三年一月六日
6
一瞬のこと
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冴え凍る藏に眠りて翔るとき鬱金香の冬は咲くなり
令和三年一月五日
4
アイス・チューリップ
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黄金を護る矢のそふ時じくの香の菓に雪は降り積む
令和三年一月四日
4
金柑
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異なるもの牛の角もじ蜘蛛の糸い行きい辿る陰陽の魚
令和三年一月一日
5
文字「い」のこと
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玉梓の赤き實いだく結び文 赤鳥おりきて讀み解きたり
令和二年十二月二十四日
5
カラスウリの種子
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かるかやの亂る蛇の鬚 璢璃の實は 青鳥よびて思ひ解きたり
令和二年十二月二十四日
4
ジャノヒゲの青い実
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埋もれし水琴窟に言問ひて水は天地また驅け廻る
令和二年十二月十九日
11
散歩(三)
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世は時間、界は空間とふ文を唱ふる夜に疾く雪ふるる
令和二年十二月十七日
7
冬日
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瀬を蹈めば 彼方此方異なる水煙 浮かぶ眞珠は端正なれ
令和二年十二月十六日
5
試行
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寄る邊なみ朽つる櫻のたたれゆく冬默す森こそ花覺めて
令和二年十二月十五日
5
樹の外のこと
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久方の鏡の奧の階に 囁きそよぐ異國の音
令和二年十二月十四日
12
三面鏡
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さなきだに 微睡む睫 あをあをと 色のうつろひ 虹に知らゆな
令和二年十二月十三日
4
虹彩
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解き放けぬ冴ゆる指もて辿るほし 北極星 參星 六連星
令和二年十二月十一日
6
星団を探す
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幼子の和す聲きゆ淡き街 曠野をすべる船は來ませり
令和二年十二月十日
5
商店街にて
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密蜂の麾きたる川面に もの思ひてさへ琥珀もゆる
令和二年十二月八日
4
たそかれ色の反射
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書讀に緑柱石の鏡玉おき 文字より湧きたつ雲の行方みゆ
令和二年十二月六日
8
薄青色の六方晶系
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さらさらと 珠數もみこみて あゆぶれば 風の吹きしく 枯野あらはる
令和二年十二月六日
3
散歩(二)
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雨止みて 射干玉の髮 仄めきぬ やみの氣配も 訊ねまほしき
令和二年十二月五日
5
散歩
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數珠玉をあつめて通す絹の絲 殼の闇苅つなぎ搖れなむ
令和二年十二月四日
3
生薬名は川穀根。
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赫き青あはひ預けて仰のけに闇夜あきらけし浅縹
令和二年十二月三日
4
シーンインク
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