カテゴリー: 家族

評価: (14)

拍手

詠み人:

ひげじぃ

≫他のうたを見る
子どものころ、湯たんぽに湯を注ぐのがぼくの役目で、家族の役に立つ唯一の仕事でした。
注ぎ口に集中し息を止めて少しずつ。
こぼしても何も言わず母はそんなぼくを静かに見守るのでした。

ブログ貼り付け用画像

リンクタグ

ブログに貼り付ける時はこちらから画像をダウンロードしてください

この歌のファン

灰色猫
名鈴
KEN
横井 信
茂作
滝川昌之

一覧

令和三年十二月二十一日
湯たんぽの湯をそそぎつつ息止めり  老母の視線背に受けつつも






(

)