ひげじぃさん
のうた一覧
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立つ春の真白き雲は凝りゐて微動だにせぬ鳶の翼影
令和四年二月十六日
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なんか、うたのわ、かわってきまし...
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湯たんぽの湯は冷めいりて後朝の春まだ来ぬかと襟を合わせり
令和四年二月十五日
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息白く目覚めし夜具の冷たさや掛け布引き寄す寒明けの朝
令和四年二月十四日
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立春は過ぎたけど。
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鶯 の喉いがらせて朝露の立春の日と今日を覚えり
令和四年二月十日
7
立春は過ぎましたが、この寒さはま...
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光風に襟立て見あぐ蝋梅の背に空広ぎ ちぎれ雲ゆく
令和四年二月九日
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黄色い蝋梅が青空を背に咲きました...
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人群れを避けて詣でし手水舎の隅にギンゴケ青々と生す
令和四年二月八日
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人を避け、元旦より遅れること一か...
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剥ぎとうて届かぬ背中の湿布薬 早よ降り来よと天を仰げり
令和四年二月七日
7
こんな些細なことだからこそ、配偶...
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霜踏みて鳴き砂のごと参道の遥か緋色の椿三つ四つ
令和四年二月六日
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色なき冬のかすかに灯る。
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手水舎の丸き柄杓の薄氷に千木より昇る冬陽さやけし
令和四年二月四日
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人の気配さえない山頂の神社は、た...
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冬茜追うて漁船の白波に大漁旗の鯛ははためく
令和四年二月三日
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別府の山に沈む夕日を追うようにし...
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花立に燃ゆる椿の一輪を供えて父の眼ゆれおり
令和四年二月二日
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墓前に椿はいかがなものかと思いつ...
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軒先の細き垂氷の切っ先を仄かに灯すさ弱日傾ぐ
令和四年二月一日
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つららの先にも微かな春の訪れをみ...
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位牌抱き老母はひとり逃げしとう 避難所隅にパンを握りて
令和四年一月三十一日
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亡父の位牌一柱のみ懐に抱きて。
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泥土より見つけ出したる一葉の亡父の写真 母は拭えり
令和四年一月二十九日
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泥にまみれた家財の中から、奇跡的...
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ボランティア晴れやかに空仰ぎ見ゆスコップの掌に血豆つぶして
令和四年一月二十八日
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土石に埋もれた実家は結局解体しま...
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夜を裂きて豪雨は母の背をひしぎ人生のすべて流し持ち去り
令和四年一月二十七日
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当時、独居老人だった母は父の位牌...
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仏前に蝋燭点す手震わせつ亡き夫の前に端座せる君
令和四年一月二十六日
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友人のお宅を見舞って。 奥さん...
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再診の土産のごとくひと月を生き延ぶための薬出されり
令和四年一月二十五日
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施術後の六か月検診は良好とのこと...
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「がんばれ」と頑張る人に言うなかれ頑張る人の重石となれば
令和四年一月二十四日
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普通に使う「がんばれ」。 でも...
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揺れし地に抗えもせず固まりて己が無力を天は嗤えり
令和四年一月二十二日
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ひどい揺れ。 LINEで安否確...
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