カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

名鈴 (女性)

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防人となった夫の帰りを待つ妻は、無事を祈って日々慎んで暮らしていたことでしょう。

私に御下賜の絹など、畏れ多くて、触れることすらためらわれます。

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音弥
葛城

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令和三年一月二十三日
防人と 泣き別れては 帰り待つ  斎ひ妻なむ 約まやかなる