挽歌
(2)
八重柏誉一
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川端駅を通り過ぎて、雪でもないのに空がなんとなく寒々しい南千歳駅に着いた。そういえば、川端康成は親しい知人に先立たれ、孤独の中生きながらえた。永遠に果てのない人生の旅路ではないことだなぁ。
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名鈴
滝川昌之
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令和二年七月二十二日
冬
の
石
勝
線
で
川
端
康
成
の
雪
国
冒
頭
を
思
い
出
し