カテゴリー: 自然

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詠み人:

falcon

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今年も桜の季節がやってきます。昨年見たのは、晶子が詠んだ「桜月夜」でも谷崎が「少将滋幹の母」に書いた幽艶な桜でもなく、ライトアップされ情緒も風情もない祇園の夜桜。観光客目当ての愚行と言うべきだろう。

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平成三十一年三月六日
ライト浴び踊る姿もあられなき ダンサー思ふ祇園の桜