カテゴリー: その他

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詠み人:

恣翁 (男性)

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事無く 門 多く閉づ
偏へに知る 夏日の長きを
早蝉 声は寂寞
新竹 気は清涼
閑かに対す 臨書の案
看 移す 曬薬の牀
自ら憐れむ 帰るを未だ得ず
猶ほ寄せて 班行に在るを

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平成二十七年五月十六日
眼病に勤めもできず 台の上に 薬草乾せり 恥ぢ入りながら


「




」