恣翁さん
のうた一覧
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髭剃りの刃の鋼色 鋭くも 鏡のうちに閃けるかな
令和六年十月十一日
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海月こそ 呑気なまでに漂へれ 辛き潮に噎せざらむかも
令和六年十月九日
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陽光に顔をしかめて 真っ青に透き通りたる空を見遣れり
令和六年十月六日
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左右から行く手を鎖す花芒 雨を凌ぎて 虫の音高し
令和六年十月三日
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雑踏の上に広ごる青空の 深く見ゆるに 秋高しとや
令和六年十月二日
10
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パンパンと 廂の先に仕切られし斎の庭に 拍手響く
令和六年九月三十日
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皺くちゃの手巾に 眼鏡を拭きながら 眼をば 過敏にしばたたかせり
令和六年九月二十八日
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秋の陽は 谷より仰ぐ空に溶け 風なき村に降り注ぐらむ
令和六年九月二十六日
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スコットランド
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風運ぶヴィオロンの音の 捨てつがに ぱったりと止む 秋の短か日
令和六年九月二十四日
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秋驟雨 窓に広ごる景色をし 淋しき色に濡らしゆくめり
令和六年九月二十二日
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低く垂れ 星だに見えぬ空に 枝を鳴らせる風や 雨含みたる
令和六年九月二十一日
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月見豆 枝付きのまま無造作に 笊に盛らるる青き秋かな
令和六年九月十九日
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碧空の 早や光こそ乏しけれ 刷毛に掃くがに 白雲浮けり
令和六年九月十七日
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掃除終へ 頬杖を突き 校庭の君を 二階の窓に見蕩れぬ
令和六年九月十五日
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秋晴れの高き虚空は 青桐の覗く窓にぞ 集まりためる
令和六年九月十四日
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錯落と列ぶ墓標に刻まれし 消えかかりたる死せし人の名
令和六年九月十三日
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青空は 朝の露に洗はれて 縹渺と高くなりゆくらしも
令和六年九月十日
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夏惜しむ陽を射返して 黒々と 伽藍の甍 鱗のごとし
令和六年九月九日
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色白の女の顔を 鮮やかに映して 薮ぞ緑滴る
令和六年九月七日
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初秋の 高き空気の澄めばこそ 浮き立つほどに碧明るけれ
令和六年九月五日
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