恣翁さん
のうた一覧
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薄暗き土間に続きし石段の 隙間に靡く 夏草猛し
令和八年八月十六日
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歌を送って下さった某歌人さんに...
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七草を描きたる岐阜提灯の 懸かる軒端に風のなき月
令和八年八月十五日
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いつまでも 青春永く続かむと思ふ 徒に季の老いゆくを
令和八年八月十三日
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東方 夜一色に変化せし空を 遮る高き城壁
令和八年八月十一日
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カルカソンヌは、南フランスのラ...
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落ちくぼむ 大き眼の下 薄黒き 半円形の怠さうな隈
令和八年八月九日
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運動は 規則正しく 沈黙とともに 運命の影のごとくに
令和八年八月八日
7
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焼け残る病院址に 傷口ゆ出づる怨みの声響くなり
令和八年八月六日
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ガザ(其の二)
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外の陽に慣れぬる眼にぞ 薄暗き 長き廊下に硬き靴音
令和八年八月四日
7
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黴臭き 煉瓦の壁の倉庫こそ 陽の当らざる空気湛ふれ
令和八年八月二日
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蘆の根を繞れる蟹の 束の間の夢噴く泡 淡く消ぬらむ
令和八年八月一日
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青空の色変はるまで 語りけり 夏を彩どる薔薇の茂みに
令和八年七月三十日
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星影と騎馬の亡霊 夜を守り 白亜の城の跳ね橋に消ゆ
令和八年七月二十九日
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茂る葉の陰なる枝に 青臭き実を結びたる 庭の無花果
令和八年七月二十六日
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湯上りの浴衣の胸に 忙しなく 団扇の風を入れにけるかな
令和八年七月二十五日
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股引きは古着の極み 忍ぶにも なほ穴の開き 履くは難し
令和八年七月二十三日
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本歌 「百敷や ...
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火点さば 人も羨む綾絹も 羊毛に似て もろ臭ふにや
令和八年七月二十一日
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本歌 「人もをし ...
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風戦ぐ野良の螵蛸すら な殺ぎそ 生命の標にあれば
令和八年七月十九日
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本歌 「風そよぐならの小...
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コンビニに マツダの黒のユーノスが やけに澄まして 磨かれてあり
令和八年七月十八日
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本歌 「来ぬ人を ...
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涙誘ふ「嵐」の 庭をゆくりなく去り行く様に 歯嚙み為しけり
令和八年七月十六日
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本歌 「花さそふ嵐の庭の...
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大惚けな空虚の為に おほどかな俄達尊 荒み初めにき
令和八年七月十四日
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本歌 「おほけなく ...
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