恣翁さん
のうた一覧
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黒ずみて 夏の日差しに光りたる 花菖蒲の葉 刀に似たり
令和七年六月二十九日
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野花菖蒲の歌を詠み直しました。...
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我が胸ゆ 薄く剥がれし悲しみを 孤独の底に 暫し見詰めむ
令和七年六月二十六日
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見送りの後 枝折り戸に身を寄せて 暫し佇む女の好もし
令和七年六月二十四日
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ぼんやりと 庭の柘榴を見遣りつつ 朝の紅茶ぞ 冷められにける
令和七年六月二十二日
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夜の底に 昏く潜めるアスファルト 都会の微熱に饐えぬらむかも
令和七年六月十九日
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目映ゆ気に 黒き瞳を潤ませて 陽気な風に凝らしたりけり
令和七年六月十七日
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目の覚むる緑の底に 五月雨の 茶渋のごとき澱を兆せり
令和七年六月十五日
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膝の上に 手を端正に重ぬれど 見上げたる面赤らみにけり
令和七年六月十四日
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枕辺の畳に落ちし 一輪の沙羅 転寝の夢をとどめて
令和七年六月十二日
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海風とともに雨脚 茫々と 揺るる木の間を降り募るめり
令和七年六月十一日
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絡み合ひ 睦ぶ二人の じっとりと汗ばむ肌ぞ 溶け合ひぬべき
令和七年六月八日
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診療所 哀しきまでに紺碧の海を望みて ぽつんと建てり
令和七年六月五日
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色を増す庭の苔をし 映やすがに 血の気の失せし女の佇む
令和七年六月三日
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日没に間のある空は たっぷりと 夏の光を残したるかな
令和七年六月一日
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巴里は現在燃えているかと叫びけむ 滅びに恋ふる狂気の美学
令和七年五月二十九日
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糠雨に 変はりにけれや 峰翠の 淋しき色に濡れそぼつめる
令和七年五月二十七日
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石塔にしゃがむ女は 花筒のカーネーションの白き精かも
令和七年五月二十五日
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竹藪の 滴るほどの深緑に 女の白き顔の浮き立つ
令和七年五月二十四日
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絵のやうな 褪めたる色の夏服の 少女呟く 「あなたは詩だ」と
令和七年五月二十日
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切れ長の二重瞼ゆ流す目は 眩しさ湛へ 暈かかるめり
令和七年五月十八日
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