カテゴリー: その他

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詠み人:

恣翁 (男性)

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達人 禄位を軽んじ
居処 林泉に傍ふ
硯を洗へば 魚 墨を呑み
茶を烹れば 鶴 煙を避く
閑にして惟だ聖代を歌ひ
老いて流年を恨まず
静かに想ふ 閑来の者
還た応に 我 最も偏なるべし

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平成二十七年五月十二日
写経終へ 硯を池に洗ひせば  棲みたる魚の墨を呑ままし


「








」