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詠み人:

呉竹の憂き節 (男性)

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去歌会にいみじき御歌詠みたまひし人あり、身の常の歌風に易く越え、聞こえたる秀逸なりき。かつ敵はじとも、かつゆくゆくはかかる歌をも詠み出だしてむ心ねたく消えねば。

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平成二十七年四月四日
又も吹け和歌の浦風寄る辺なき 身はさかしまも頼りとやせぬ