カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

洩矢転石

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あまり説明はしたくないのですが、
失うは3の意味を爛れるは2の意味をあててください。
(国語辞書:大辞泉)
ぼくは1992年の夏を決して忘れない。
ぼくらは、14歳だった。

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※歌会『一人と孤独の夏の歌会』への投稿作品です。

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平成二十五年九月二日
失ったものがあまりに大きくて 夕立のなか一人爛れる