カテゴリー: 自然

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詠み人:

善田真琴

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仁和寺を南に少し下った右手の、何の変哲もない民家のような小さなお寺の裏庭。その一角の慎ましい墓石の下に兼好法師は眠っています。「いざやつと尋ね至りぬ額に汗歩めば滲む若夏の頃」

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平成二十四年四月二十五日
仁和寺に近き小寺の裏庭に 苔も床しき兼好の墓