カテゴリー: 家族

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詠み人:

恣翁 (男性)

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 十五年ほど前、家族揃って暮らしていた那須では、暖炉付きの家を借りていました。クリスマス・イブの夜だけは、夕食後、電灯を消して暖炉の前に集まり、語り合ってひとときを過ごしたことを思い出します。

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平成二十三年十二月二十四日
灯を落とし 暖炉の榾火 見詰めつつ  太古の民に 想ひ馳せけり