カテゴリー: 自然

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詠み人:

恣翁 (男性)

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 佐渡に行って来ました。風があったので、高速艇でなくフェリーに乗りました。丸い船窓から見える水平線は、平面幾何の円の弦のようで、それが波によってわずかに振動していました。

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平成二十三年十一月十七日
薄暮れの 水平線は 藍鉄の  振動したる 船窓の弦





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