カテゴリー: その他

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詠み人:

恣翁 (男性)

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 京都の夏は蒸し暑いですが、学生時代にお世話になった下宿の二階の軒先には、硝子の風鈴がぶら下げてありました。でも、風のない休日の夕方などは風鈴の短冊がぴくりともしなかったことを思い出します。

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平成二十三年七月二十一日
西日射す 下宿の軒に 短冊を  だらり下げけり 玻璃の風鈴



宿