カテゴリー: その他

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詠み人:

紫苑 (女性)

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若狭旅行に行った亡父がなぜか気になったと古道具屋でもとめてきた桃色の珠かんざしを詠みました。

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平成二十二年十二月二十九日
そもたれのなみだ凝りし珠ひとつ 陽炎へるまま我が髪に抱く