恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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身の内に染むるがごとし 紋服の冷たき当り 確かめたれば
平成二十六年八月二十一日
16
義父の商売道具であった紋付羽織...
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好きに生き 義父身罷りぬ 唐突に 蒸したる天に蝉時雨降る
平成二十六年八月十八日
26
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初夏の麦畑なる冷涼に 我が身を重ね 騒ぐ風聞く
平成二十六年五月十三日
29
葬儀に向かう富山への車中で見か...
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閉ざされし部屋に ひっそり過ごしたる時 覚まさする臭いに噎せぬ
平成二十六年五月十二日
25
危篤状態だった親友を見舞うつも...
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バリバリと 紙の焼けたる音のして 蛇の目は燠に火葬されたり
平成二十五年九月二十三日
21
学生時代、お世話になった方のお...
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禅林に 茶釜の湯気の立ち昇り 落花の風に君を思へり
平成二十五年四月二十五日
34
觥船一棹すれば 百分空し 十歳...
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やつれたる君の面を見られずて 窓ゆ雨脚 唯眺めけり
平成二十五年四月十七日
28
昨晩、癌に侵され闘病中だった剣...
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雪花に 末を誓ひて別れしを 花吹雪く今日 君悼むとは
平成二十五年四月八日
29
洛陽城の東西 長らく時を経るの...
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此処に死する人の髑髏は 灰となり 風に 瓦礫ゆ巻き上げにけり
平成二十四年十二月十二日
27
北海の陰風 地を動かして来たる ...
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枯れ草のごとく臥したる母の手を 包めば 口はへの字となりぬ
平成二十四年九月二十一日
28
明日は母の命日ですので、亡くな...
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君偲び 零しつる酒の痕よりも 袂の露ぞ 染みとなりぬる
平成二十四年八月十七日
25
重ねて京城に入るも 人存せず ...
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寝る母の衾の窪みに 月光の 掬はるるほど 満ち溢れけり
平成二十四年八月十六日
26
七年前の九月二十二日に母は亡く...
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おかっぱの追憶 淡き茱萸の色 ポートワインを 亡父と飲みけり
平成二十四年六月十八日
18
昨日は父の日だったので、居酒屋...
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津波去り 廃墟の夜は 水底に 眠れる森のしじまに 似けり
平成二十四年四月八日
33
小青蝉也さん主催の震災詠会に投...
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母の乳 曾って探りし我もまた 白髪頭で墓に額突く
平成二十四年三月二十一日
14
旧夢 茫々 十七春 梅花 細雨...
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転寝の夢に 出逢ひし人の亡く 軒端の雨に 紫荊濡れたり
平成二十四年三月六日
24
紛々世事亂如麻 舊恨新愁只自嗟...
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まじまじと 両の掌眺めては 自分の死期を ぼんやり想ふ
平成二十四年二月六日
61
昨日(2月5日)は、父の命日で...
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水底に 眠りたる骨 憐れなり 未だに 家族の夢裏の人なれば
平成二十三年十二月六日
22
誓って匈奴を掃はんとして身を顧み...
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波の下 月も届かぬ 闇路にや 啜り泣くらむ 水漬く屍は
平成二十三年七月二十七日
21
歌会に投稿した直後から、闇路に...
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凱風に 亡母の苦労を 偲びたり 我生前に 安んずる莫し
平成二十三年五月九日
22
母の日の感慨を詠みました。 ...
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