夕桐さん
のうた一覧
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名をば捨て添ひ遂ぐる文徒らに 素秋の月の桂こそなれ
令和三年八月十四日
7
名を捨てて一緒に添い遂げようと ...
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九天の落つる瀑布に身をゆだね 眞澄みの龍と昇りなるらし
令和三年八月七日
7
天空の高い処から落ちる滝に 身...
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徒然に愛嬌欠くる事あれど 恩忘らずば助けらるれも
令和三年八月五日
5
馴れ合いになると愛嬌も薄れて ...
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千年も樹齡が經てば自ずから 神ぞ宿りし聞き咎むらし
令和三年八月五日
7
千年も時を経た樹は、自ずから ...
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能樂の般若の面も山姥も 近江女の胸に隱るる
令和三年八月五日
7
どんなに美しい女性であったとして...
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石清水流るる山の寺ゆかば 放下眞し風鈴の鐘
令和三年七月二十五日
4
石清水の流れる山寺に行けば 一...
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宵闇に二階囃子の聞こゆれば 京の夏こそ色に出づらし
令和三年七月十七日
7
囃子の音が聞こえると京にも 夏...
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ビルの間に祇園囃子の鳴り響き ちまき食ぶれば平らかなりらむ
令和三年七月十七日
4
今年は鉾建てだけやれたようで ...
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竹筒を下に流るる素麺の 霞みに蕩けば爽やかならむ
令和三年七月十三日
6
竹筒を流れる素麺は、霞に蕩けてな...
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はかな立つ青葛の絡むやう 我が黒髮の在り果てまほし
令和三年七月十三日
2
頼りなさそうな青葛の蔦が長く絡ん...
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引き忍ぶ石段けざやぐ紅の 蝶の如き鳳仙花かな
令和三年七月十一日
8
人気のいない石段に一際目立つ紅の...
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水晶の數珠の如きかき氷 又無しことのさはやかならむ
令和三年七月十一日
6
平安貴族にとってでかき氷は、初夏...
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山際で食ぶる檸檬の身にしみて おぼろに見ゆる夏の嶺かな
令和三年七月十日
10
頂上にやっとついて頂く檸檬の ...
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紫陽花の褪する色にぞ身をまかせ 青磁に揖保の絲業りまほし
令和三年七月八日
6
日毎褪せていく紫陽花のように ...
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天つ川五弦に浮くる三日月の 平曲語りに梶のふみ染め
令和三年七月六日
8
天の川に琵琶の五弦に浮かぶ よ...
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友垣の丹精込むる鰊漬け 大和撫子ひとへ衣かな
令和三年七月五日
3
友達が心を込めて漬けてくれる ...
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唐錦裝ふ鹿毛つや笠懸けの 走り紛ひて究寛なり出づ
令和三年七月五日
5
艶やかな唐錦のような鹿毛馬が ...
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家竝び芒の原も消え入れば 里の稻穗の面影ゆかし
令和三年七月五日
5
家が立ち並び、芒野もどこかに ...
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若立つの白花裝ふ菊の宴 雲の架け橋知らしめすらむ
令和三年七月五日
3
凛と並ぶ白菊の花の宴は、 手の...
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苫舟のさまよふ袖の先見えず 宇治の濁りに惑ふ浮姫
令和三年七月三日
5
源氏物語51帖に出てくる浮舟の身...
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