しまじまさん
のうた一覧
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逢い見ても 想いや他に ありと知り 雨降る朝の 空は虚しき
平成二十四年四月二十七日
3
雨降る朝の別れは、虚しいです。
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刻まれし 想いはとわに 消えぬなら うつろい果てぬ さびぞ悲しき
平成二十四年四月二十六日
0
不器用だと、一度想ってしまうと消...
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四季彩の 想い心に とどまれば 匂う香りに 花を知るらむ
平成二十四年四月二十五日
3
(目が見えなくなっても)、四季の...
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千年の 願いや乱舞 跋扈する そらみつ大和 撫子の舞
平成二十四年四月二十日
0
源氏物語の中途な終わり方は、身持...
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謎解きに 守護霊来たり 触れさせじ 開かずの間にや 手掛けんとして
平成二十四年四月十九日
0
4月に入ってから、右目が急に見え...
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千年の 謎解きなれど 裏見ざる 想い無きこそ 映らざれやも
平成二十四年四月十九日
0
裏見ざる=裏三猿(見ざる、聞かざ...
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宇治川の 誰ぞ乗らむる にわたづみ 行方も知らぬ 浮かぶる舟に
平成二十四年四月九日
0
源氏物語の結び。薫は浮舟を一時宇...
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玉鬘 淡くも甘き 色の香に 壺なる蕾 摘み取らんとす
平成二十四年四月九日
0
夕顔の娘の玉鬘を養女にした源氏は...
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袖振られ 誘いに乗れば 迷い道 風のいたずら 必然なれど
平成二十四年四月八日
1
誘いがあるのは意思が働き必然です...
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芽と花の 違いはあれど 想いこそ受け継がざれば あわれ消えけれ
平成二十四年四月八日
2
前半の主人公光源氏は、藤壺に憧れ...
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花の舞 見とれひらりと 純白の ハンカチ空に 誰や見染めむ
平成二十四年四月八日
1
自然を見ているとその女性も同化す...
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蓬生え 根張り強くや 潜みけり 末に摘むべく 花は匂うと
平成二十四年四月七日
4
末摘花は、粘り強く源氏の帰りを待...
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生い繁る 蓬に忍び 隠れける 紅花なるも 香り匂わば
平成二十四年四月七日
1
末摘花は、源氏が須磨に居る間、辛...
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明きぬまで 咲けよ夜桜 月明かり 受けむ姿は 淫媚に揺れぬ
平成二十四年四月六日
1
飽きるまで明るくなるまで、楽しみ...
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前の世の 迷いの灯々ぞ ゆらゆらと ひとつふたつと 忍び寄らむる
平成二十四年四月六日
1
前歌参照。出家した浮舟に、俗世間...
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あてもなき 舟は浮くとも 辿り着く 横川の谷間に 揺れ来む灯見ゆ
平成二十四年四月六日
1
薫と匂の宮の2人の板挟みになり入...
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亡き母の 面影求め 彷徨えば 藤花群れて うつろい咲かむ
平成二十四年四月五日
3
源氏物語より。私の勝手な印象です...
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浮舟の 行方知れぬる 想いこそ 離苦に寄りてぞ 河岸に着きぬれ
平成二十四年四月五日
1
離苦=陸 愛別離苦の事で、釈迦...
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契られむ 縁こそ多生の さだめなれ 春の闇夜に 涙落ちぬる
平成二十四年四月五日
1
あの憧れの女性は誰と縁があったの...
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若草の 露のはかなく 消えけるに 涙の苦藻に 隠れけるかも
平成二十四年三月二十七日
1
紫の上に先立たれて、涙に明け暮れ...
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