凌霄花のお気に入りの歌一覧
なりあきら
つれづれと 音も立てずに 降る雨は 心潤す 雫のようだ
10
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茂作
涼風が追ひ越してゆく秋の畑仕舞ひの茄子は紺を深める
36
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へし切
さざ波の音も愛しい 五月尽 心の中の景色を思ひつ
14
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御宿川蝉
暮れなづむ棚田の畔を下り來たる 田毎に見ゆる三日月の笑み
33
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舞
空澄みて リラ冷えの頃 妖精の 柳絮ま白き サッポロの街
5
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横井 信
雨水に伸びる青菜の風涼む休耕田にカエルは鳴いた
10
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灰色猫
心象を絵にするように綴りゆく媚びのないよう嘘のないよう
8
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KEN
その奥は 賢治が諭す 店やらん 蕗をむしりつ 歩く山路の
11
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恣翁
天鵞絨のごとき苔生す 傍なる巖に 暫し腰を下ろしき
10
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ななかまど
聞き上手誉め上手になりたきを本音の野郎またも顔だす
11
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灰色猫
正も邪も大切にして感性に導かれるまま詠んでいけたら
4
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滝川昌之
梅雨前にデッキシューズを贈るから長靴の先も俺と歩こう
14
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艸介
翠緑の滴るごとき山々へ はるかに渡る風になりたし
12
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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茂作
靜かなり目にや眩しき青楓 搖らぎて走る警策の音
13
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横井 信
解体の工事現場の夏草に蝶は舞い降り集める陽射し
11
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Aquarius
虚と実を三谷マジックないまぜに もしやうつつのことにあらんか
1
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時計台
あぢさゐの如く妖しき人心 本意なく移ろふ 朝に夕べに
9
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飛和
紫陽花に色を問うよりただそっとその美しさを眺めていたい
9
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へし切
あぢさゐの 淡き四片の花の色 乙女ごころを誰や知るらむ
12
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