詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
シュンイチ
たいせつな日々は四人で過ごすこと それがぼくらの約束だった
11
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芳立
よろづ葉や四方を染めつつ枯れかけてなほ色ふかき暮れの秋雨
9
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舞
勝負服ゆるゆるゴムのスカートを妻は選びていざバイキング
15
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詠み人知らず
自問する人に生まれてよかったか 路傍の草と 同じ命で
17
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本能寺
すすきの穂 揺れて戻して立ち直る そんな強さを少しください
20
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詠み人知らず
心から笑うことさえ忘れ去り君無き日々の辛さを思う
19
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へし切
もみじ葉の折敷く道を踏みしめて歩めば秋が駆け足で往く
26
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夢士
藤袴すすきを添えて十三夜虫の音もなく名残月冴え
19
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恣翁
風無きに 橡の実のバラバラと 色付く落ち葉に降りかかるかな
19
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野々花
不器用な夫が操る携帯の帰るメールは蛙の絵文字
17
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呉竹の憂き節
世の縁は憂しとみ山にきりぎりす猶身をさらずなきわたるかな
5
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芳立
思ひ知る暮れの秋かな猫とゐてかかづらひなき者のしづかさ
10
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恣翁
鏡見て 白雪姫の継母は 「吾ゆ優れしは皆死ね。」と願ふ
14
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葱りんと
栗ご飯 渋皮剥きの 奮闘も 充分報われ 秋の口福
14
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芳立
老いゆかば花を偲ばじ世の川を染めわたりたる桜もみぢ葉
10
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舞
ひと時の遍路となりて回向せん木枯しに立つ独り地蔵へ
18
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光源氏
奥美濃の秋のあはれを知るほどに白橿の実は風にそよぎて
13
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野々花
抜きたての大根提げただみ声が裏口響く月曜の朝
11
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ミミンガ
二十年 一緒に暮らす 老猫の おぼつかぬ足 祈り見守る
17
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千映
おいでやすぅことばにひかれ京都展故郷恋しを少し消化す
14
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