みやこうましのお気に入りの歌一覧
林ユキ
独り言聞く人もなくうたかたの今日は昨日へ流れゆくだけ
19
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紫苑
喧噪の名残り淀める暗がりで猫は片眼に月を飼ひをり
19
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浅草大将
浪の色もうつろひにけり若萩のしげりそめたる野路の玉川
15
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浅草大将
わが恋はおもはぬ人を思ひ草名こそ違へどなほ燃えにけれ
22
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浅草大将
ゆく春のながれも速きよしの川みなもと訪へば花のしら滝
17
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詠み人知らず
心だってたまには休ませたっていい風に泳がせといたっていい
5
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卯月
桜など意に介さずに幼子は拾った石をじっと見ている
6
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トーヤ
生きている生かされている 曇り空 雷雨 晴天 過ぎる月曜
7
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聴雨
わが思ひ重ねし夜のもらひ泣き下弦の月の蒼きなみだに
7
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田中ましろ
大阪はとてもきれいな夕陽ってメールしかけてやめる指先
24
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詠み人知らず
花の香もとどまりあへず吹く風に真木のうら葉のさざめくを聞く
11
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加祢
花も散り人の心のいかばかりありしと思へば春もかなしき
21
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海生ろらび
独り立ち校舎の裏の遅桜人に知られで 今乱れ咲く
12
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光源氏
百済寺のしじまに居りし乙女子にはぢらひながら開く三椏
13
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風橋 平
この星の空には誰の闘いも要約は、そう「生きてゆくこと」
5
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風橋 平
蕾らは空の在処をうたがはず押しひろげたり白の桜を
43
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詠み人知らず
おきまよふ霊魂なるらんかなしみは春に消ぬべき雪ならなくに
28
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卯月
限りなくわたしは少女開演のベル鳴るまでのほんのひととき
7
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光源氏
姿なき迷ひ心は儚くて筆のすさびに殘す徒然
10
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浅草大将
花散らす風にかがよふ浅みどりさくら若葉に夏もえ初めて
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