河のほとりのお気に入りの歌一覧
紫苑
亀甲を肌にえがく細紐はくれなゐならむ晴雨のをんな
5
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紫苑
とき過ぎて逢ふ瀬の水脈も絶たるればいづこに寄らむ恋忘れ貝
14
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紫苑
幼ならの辿々しくも勇みてしプレゼント(出席です)とふ応へ連なる
5
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紫草
春時雨夜の林の匂ふれば あまた命の溢る氣配に
11
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詠み人知らず
二月雨降りつぐ昼を灯しつつ梅と山茶花床の間に活く
15
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ケンイチ
ふたたびの彩を歓びみな人のあらそふやうに零れたるかも
9
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芳立
まるで身に覚えがないが国民は平和を希求するのだといふ
9
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詠み人知らず
言の葉にきづつき心みだるれば美しき花の歌を詠みたし
21
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みやこうまし
降る雪も積もれる雪もおのずから見えぬ影間に和して流れぬ
9
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山本左足
鮮やかな現実逃避 坂道を転がり落ちていく青林檎
15
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山本左足
靴を脱ぐ訳を考えてるうちに飛び降り損ねて眺める夕陽
3
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工藤吉生
AVの女優のセリフが下手過ぎて障害者かなと思いつつ抜く
5
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らいじん
あまつそら雲の通ゐ路明け渡る光のもれし冬の雨あと
8
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メイ美
洗われたハンカチで吾の涙拭く その涙また彼女が流す
1
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詠み人知らず
目に映る どんなシーンにも君がいたまだ恋だとは気づかないまま
21
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あそびくも
ひるどきの暖簾の奥は遠近のすする背中が辛苦をかたる
16
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舞
一二杯先ずは手始め五六杯酔い語りつつ余ること無く
14
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恣翁
徒に春尋ねしが 我が庭の 梅が枝芽ぐみ 春其処に在り
16
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恣翁
炉に燗をつけたる妻に 「摘みは?」と 問へば 笑み指す灰中の栗
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悠々
凍蝶のいつまでつづく死のをどりわれも唄はむいのちのかぎり
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