KENのお気に入りの歌一覧
灰色猫
小鳥への愛で飾った木の箱を陽射しに埋める旅立つために
21
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横井 信
ただ花を見つけて笑う蝋梅の香りにそっとメジロが遊ぶ
12
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滝川昌之
喫煙はしないが稀に他人(ひと)の擦るZIPPOの匂いに魅かれたりする
15
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名鈴
手に持ちて 心ときめき 紙開くる 恋文の如し 彼の種袋
15
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横井 信
数輪の花も開いてヒヨドリのまだまだ歌う冬の宴会
14
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横井 信
明け方の雨にぬかるむあぜ道にやさしく揺れるタンポポの花
15
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滝川昌之
中古車のエンジン音でも探るごと俺の鼓動を取る聴診器
13
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名鈴
若しあまた 黄金を積まば 己が胸 虚しきを忘れ 飽き足るべしや
10
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舞
凍てついた冬青空の朝ぼらけおばろに残る白き三日月
7
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横井 信
公園に花は咲いたか すれ違う人の歩みとはずんだ言葉
13
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滝川昌之
名のみ冬 霜も降ろさずゆく季節(とき)に早や起こされた辛夷の花芽
18
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萱斎院
ふふみぬる花をば知らで来ぬ鳥に うたてこころの春は待つまじ
13
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蔓葵
佐保姫の衣はるかぜ香るなりかすみひもとく梅の初花
15
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蔓葵
冬の夜もながなき鳥に明けにけり涙の氷いかがとくらむ
8
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河のほとり
ただ夢の覚むるかの世をまつ風になほ冴えまさる水の上の月
10
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河のほとり
雪にただ深き心をのこし来て積もれば跡もなきがかなしさ
9
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河のほとり
寂しさも憂き世のよそに慣れゆきて遊ぶみ山の雪のしづけさ
13
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河のほとり
ふりゆけばつらき命もまぎれつつ夢にまさらぬ春のあは雪
16
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inosann
何色に変わるか分からぬ空の色 娘と彼氏の愛の行方も
23
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滝川昌之
あと何度逢えるだろうかと東風に問う春待ち顔の梅の古木は
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