KENのお気に入りの歌一覧
恣翁
童らの雪釣る空は 一面に 凍りし雲の灰を流せり
16
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源 漫
救急車とほく聞こえて時の気ぞ今年の春も穏しからざらむ
2
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斐伊川
道の端に 雪つもりをり 足あとの ましろのみちを 遠く行きけり
9
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舞
雪知らぬ南の街の青空のあっけらかんと明かき立春
11
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名鈴
様変へて 新しき病 生り出でて 薬はつひに 追ひ及かぬらし
7
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名鈴
如何様に 変化したるか 探れど 見顕さぬが いとどもどかし
12
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横井 信
霜降りてかじかむ町の陽だまりにそっと集まるおしゃべりスズメ
13
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滝川昌之
「恨みっこなしで」と恋の平等を粋な胡坐で説いた歌姫
17
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名鈴
故郷離れ 祠斎はぬ 我なれど 遠つ神祖 今も結ぼほる
11
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横井 信
陽を浴びて散りゆく花の枝先に遊ぶスズメの交わす鳴き声
13
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コタロー
水中に頭突つ込む鴨たちが圓になりつつくるくる囘る
8
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夢士
立春の声聞くこの日旅立ちぬ共に立ち居しピッチおもほゆ
9
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コタロー
くれなゐの山茶花搖らす薄緑二羽のメジロが仲良く遊ぶ
5
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斐伊川
遠き日の とり舞い来たり 春を告ぐ ストーブあたる 夜半のたのしさ
5
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滝川昌之
ヒイラギを頭に刺され魚らは鬼の所業と嘆くのだろう
18
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横井 信
吐き出した冷たい息に立春の朝陽がゆれる枯れ草のかげ
12
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菜々子
もう君を信じないって決めたのに期待している私がいるの
6
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菜々子
かき分ける重なり合った無数の葉 やっとあなたの顔を見つけた
17
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恣翁
足裏に 冷たき板を踏みたれば 袴の裾ゆ 身の凍みぬなり
13
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恣翁
逢ふことを拒まむずがに隙間なく 天地を 雨は閉じ込めつらむ
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