粕春大君のお気に入りの歌一覧
星野冴子
生きている今この時が何よりも愛しくなりぬ 朝顔の花
6
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星野冴子
蝉時雨、命つなげる、そのために一生の夏を 過ごしておりぬ
4
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さる
散歩道 小さき雀 歩きおり すずめとわれと ともに歩けり
1
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falcon
荒れし田を憂ふる老農皺ふかく夏草刈るを見るぞかなしき
8
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四季野 遊
波間には若き祈りと悲しみの潮の残像わだつみの声
7
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螢子
峰続く山に向かって走る朝入道雲の山よりわき出づ
3
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紫苑
アラクネに紅と藍もて染めし糸を織らせて美しき夕焼けとなす
6
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浅草大将
昨日こそ蝉の時雨のふる郷も今日鈴虫の声ぞ流るる
3
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浅草大将
常春の若き身空も哀しけれ朧月夜に秋風ぞ吹く
9
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紫苑
横たわる我がなきがらを玻璃の眼で冷たく眺む吾もそこにいて
11
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笑能子
伝統は自分が静かに紡ぐものただ丸投げにあらずと知れや
2
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笑能子
冷や水を浴びせてくれる有り難さ作麼生説破の間合いを保ち
3
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螢子
黒雲の端より光射したれば思わず両手合わせたる 我
2
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falcon
国民に北の脅威を説くよりも汝赴き話をすべし
5
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falcon
青桐のひともとゆえに人絶えて荒れにし苫屋をあはれとぞ見る
6
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大河千紋
いや月よ七難八苦を与へたまへ苦難こそ我が光明なるべし
4
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四季野 遊
その頃はこの世の果てと思いしか庭も坂なる大原の里
3
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たんぽぽすずめ。
身を削る 証しに歌の一輪を添えて癒すが 人の道なり
7
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猿ノ丞狂介
まずしさに宿を立ち出でてながむればいずこもおなじ秋の夕暮れ
8
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渡邉はるき
尽くすとも書きも尽くせぬうたごころ思ひあまりて恋にもぞ似る
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