夕夏のお気に入りの歌一覧
つばす
神様お願い日本に降る雨を アマゾン消火に回してあげて
4
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さえね
飲みかけのサイダーの泡少しだけ弱く生まれて消えてゆくなり
4
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洩矢転石
辛口のジンジャーエールがお好みのきみには物足りないぼくである
1
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ななかまど
たちあおい花を尽くして夏日かな軒にそろそろ鯉の風鈴
3
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滝川昌之
予報士の見通しよりも明確に雨季の終わりを告ぐ蝉の声
20
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行宮偏(仮之名)
あの人は要らなかったの 傘なんて 濡れたところで変わりゃしないの
3
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舞
美しの月に和やむ風さつき晴れやに満つる花も言祝ぐ
1
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洩矢転石
昭和から平成を経て令和でもきみを想ってぼくは生きてる
1
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つゆふみ
ことばより先にある空 向日葵は向きを変え そら はなさないでね
8
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コタロー
鳥たちは餌を啄み田に降りて我はそれ見て歩みを止める
9
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源 漫
抱かれて髪乱される夜の恋のほのほに曳きし春罪もつ子
5
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松本直哉
ありし日のきみとのぼりし石段をひとりのぼればみどりあふるる
7
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芳立
幾十とせ経ても変はらずわが胸にみどりざわめく初夏のころ
5
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小林檎
誰からも好かれず歩むことよりも一人に嫌われるのが怖いの
5
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逆光にゃんこ
初夏告げる空を湛ヘし水鏡影を投げるは宙舞ふ燕
6
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コタロー
初戀のミキちやんの爲おやつ代貯めて渡したガチャガチャのルビー
4
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KEN
人知れず神に召される樅の精ジングルベルが鳴りやむ夜明け
3
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横井 信
イヤホンの中にあふれるクリスマス家路を急ぐ真っ赤なお鼻
3
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夢士
今日からは成人だよねと言われても何も変わらぬ僕の毎日
4
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クロネコ
身は熟し 門出はとうに過ぎ去れど 思慮は今日も未熟者なり
5
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