恣翁のお気に入りの歌一覧
ことほぎ
窓縁の光の端の暖かな 落ちる朝日に捧ぐ爪先
4
もっと見る
七色コイン
うたのわに人嫌いなる男あり誰もが愛すその裏側で
9
もっと見る
みやこうまし
顔寄せてほのかに薫る梅が香を聞きて見つけぬ小さい春を
9
もっと見る
舞
木漏れ日に 近づく気配 冬去りて 香れる弥生 春は来にけり
2
もっと見る
沙枝
愛情を出し惜しみして 駆け引きを楽しむような恋などしない
11
もっと見る
希
ふるさとはきらいだ古くあたたかくやさしくわたしを泣かせるから
8
もっと見る
風蘭
言い切りの語尾がなんだか落ち着かず自分の心問い直してる
11
もっと見る
紫草
逆立ちを三回しても詠めぬ歌 そんな詠み人慕い焦がれて
11
もっと見る
工藤吉生
オレ以外みんな真面目に生きていて取り残された気がする深夜
11
もっと見る
もなca
花の名を知らない君が春だねと指さす先に揺れるヒメジオン
14
もっと見る
詠み人知らず
「ありがとう」改まっては言えなくて故郷の土産言葉にかえる
3
もっと見る
三嶋
音符すらよめないけれど解りたい あなたがそこに込めた思いを
9
もっと見る
詠み人知らず
何気なく私の荷物持つ君をああ男だと思う大和路
5
もっと見る
のんぼう
掌で頭を抱いて 親指で撫でてくれた あの手が愛しい
3
もっと見る
半格斎
ゐたはりの聲かけあゐし待合ひの椅子ゆづりあふとも白髮かな
21
もっと見る
紫苑
年経りし花の根もとに抱かるる妖かしよいま禁忌を語れ
11
もっと見る
由良
夕暮れの空にいつかの母さんの「おかえりなさい」を聞いたきがして
6
もっと見る
想野
はきだめに投げ捨てるがごとく歌を詠み 意気地をつなぐ まだ諦めぬ
4
もっと見る
白亜
春の語のひびきはやさし 寒空に白梅の香の陽射しを浴びつ
7
もっと見る
悠々
死のせまる母とはしらずもぐり込むうすきふとんのうすきちぶさに・澄子
18
もっと見る
[1]
<<
2071
|
2072
|
2073
|
2074
|
2075
|
2076
|
2077
|
2078
|
2079
|
2080
|
2081
>>
[2559]