さいおんのお気に入りの歌一覧
ななかまど
陽の当たる方へと春の足は向く早緑色の旬は何処と
16
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KEN
どこまでも行けぬ大人がどこまでも駆ける子を見る淡雪の道
13
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ハーコット
向かい風に目を細めつつペダルこぐ我を見おろす弥生の月よ
10
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らくだより
會はずとも君は病と對峙してあの日の言葉思ひ出すかな
5
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茂作
人はみな家に歸れと聞こえけり 時雨を誘ふ山鳩の聲
18
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舞
こどもらは別れ惜しむか春色の雪に向かって駆け抜けてゆく
11
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音蔵 雅秀
闇空に白々と浮く 凍て月は 冷え冷え寒げ 春恋うるごと
5
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音蔵 雅秀
夢芝居 吐き捨てられぬ来し方も 吾逝く時は ただの空ろに
5
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へし切
受信料を取るなら撮れよ番組を再々放送ばかりのBS
13
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恣翁
雨上がり 重き露置く槙を見る 遅き寝覚めに臥せる床かな
14
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夕桐
華々し桃の宴の間を外れ 劍を打ち込む我の雛らめ
14
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痴光山
山茶花の闌くるも春の定まらず 気付けば椿の昏く口開く
6
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Aquarius
この震え正邪の地平飛び越えて喜びとする悲しみとする
5
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音蔵 雅秀
天突きて 光の帯引き 闇空に 花火の咲かす大輪の華
3
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継海
雑草を新芽も見ずに刈りてゆく花の名だけを残さんとして
5
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睡密堂
刃のように研ぎ澄まされていくこころ東雲の空春まだ浅し
9
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仙人の弟子
見上げれば雨降りつける山寺の木魚の音に霧立ち込める
5
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シダ
雲ひとつ立たぬ伏見の午の日に徒とや思ひ通る雨かも
6
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シダ
暗渠より低きに流れうみの果て今は雲からわれ打つ霰
3
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夕夏
ふきのとうしょくよくましてむねやけもかいしょうするもにじむたいしゅう
5
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