さいおんのお気に入りの歌一覧
ryotak
我が夜はまだ四時ながら明けぬるを海のいづこに陽の潜りたる
4
もっと見る
音弥
とよみくる春の潮は色を変え遥か海原統べるかにゆく
7
もっと見る
KEN
春の夕 なよよかなれど 背に重く 歩む人影 道におぼろに
12
もっと見る
へし切
かすみたつ春日の里の山さくら ふふみてありて春を待ち侘ぶ
14
もっと見る
舞
肴尽き酒にも飽きてめぐり見るこのひと部屋の俺の人生
7
もっと見る
トウジさん
レトルトに頼って済ますこの頃は妻の味さえ忘れたカレー
8
もっと見る
トウジさん
世中を恨むはあへなし得なれやも春立つのみの独居なるやな
5
もっと見る
滝川昌之
芽吹き出す淡き緑を撫でゆくも時に厳しき春浅き風
21
もっと見る
シダ
残りたる竈木の煤のすさびなば彼にはひもなく心ゆわかじ
2
もっと見る
雨夜
夜の苑 枝垂るる梅は咲き匂ひ 微かに光まとひて降らむ
10
もっと見る
恣翁
烏頭にし 梅の花弁の付くごとく 春雪積まな 家を思ふに
12
もっと見る
夕夏
ふじのたかねをみあげてよめばまうんとかどこでみたかとこめんとで
4
もっと見る
名鈴
我が庵だに 君が心を 慰むる 春となりたし 片時とても
11
もっと見る
葛城
原に摘む若草を茹で仕立てたる刀自の菜飯のほろ苦きかな
16
もっと見る
夕夏
ふゆざくらきせつはずれのくるいざきほんのりあかくほほそめあげて
9
もっと見る
詠み人知らず
用事あり 田舎のコンビニ 少し遠い コピー機故障 泣きそうになった
5
もっと見る
艸介
長閑なる弥生の宙を漂ひし 羽虫告げたる啓蟄の候
11
もっと見る
橘
木の芽時かわる小枝の先の色認めては行く御苑の木立を
12
もっと見る
只野ハル
シナトラになったつもりで夜の道君住む街でを歌う酔い醒まし
11
もっと見る
みっさん
雨毎に萌黄色へと変はりゆく林を見つつ春を待つかな
6
もっと見る
[1]
<<
139
|
140
|
141
|
142
|
143
|
144
|
145
|
146
|
147
|
148
|
149
>>
[157]