名鈴のお気に入りの歌一覧
うすべに
陽だまりに藁焼く人の長い影 稲孫も黄色に刈田のすずめ
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芳立
寒風に巻かれずさらに上りゆく雄々しき翼くれよオリオン
9
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ななかまど
雪ふくむ虎落の風の吹きたれば夢にでて咲けエーデルワイス
11
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桃山
出先でのランチは止めて食卓のポークチャップは昨夜の残り
11
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青き銀椀
悲しみの風吹かるれば今生の挨拶をして共にゆくらむ
5
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朝比奈
氷雨ふる師走の街の電飾は人それぞれの眼を過れり
14
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ひげじぃ
蝋燭を揺らさぬがごと口すぼめ穢れなき子の聖き讃美歌
10
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葛城
のどやかに過ぎれば善しとこの日々を僅かに記すお目ざ食しつ
12
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舞
ひと夜にて雪の花咲く電飾にコロボックルらの影群れ遊ぶ
15
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び わ
いい匂い台所から甘酒の精魂込めて家内手料理
8
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茂作
また逢ふを近くに思ふ墓參り 別れし後をあまた語らん
14
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青き銀椀
冬の山鳥聞くなかを下りたればもう暮れてよき陽の落ちゆける
8
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萱斎院
つゆのよの跡なき庭に 玉かとぞ問ひしむかしを嘆きつるかな
12
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横井 信
枯れ葉すら片付けられて年の瀬の風に揺れてる冬の虫かご
13
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河のほとり
ふるさとは身にしむ秋の夕風におどろくまでのうたたねの夢
5
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河のほとり
さらぬだになぐさめがたき山里のさびしさまさる秋は来にけり
6
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河のほとり
ゆくへなき旅も行かばやかくばかり住みうき里にながめ暮らさで
7
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河のほとり
もみぢにもあらぬ袂をおほかたの露やはかかる色に染めたる
7
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河のほとり
ぬばたまの夢覚めにける寂しさも今朝こそまされ秋のはつ風
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可不可
初雪か 身構ヘたら雨 ただ濡れて 煖炉で乾かしたい 誰かと
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