コタローのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
向日葵の花粉に埋もれ蜜蜂はケチャップつけた幼子のごと
19
もっと見る
滝川昌之
木の匙でシロップだけのかき氷 駄菓子屋 互いの舌見せ合って
20
もっと見る
江儀
星空を翔るcometアトラスの核は惜しくも砕けたという
5
もっと見る
江儀
雨をしげみいとど濁るや天の川夜は更け行くもあひ見まくほし
4
もっと見る
江儀
茂りあひて色よりも濃き蔦かづらわけくる人の衣そむるらん
5
もっと見る
江儀
秋川のすみなす庵のひとり居の吹く初風を夢におぼゆる
4
もっと見る
江儀
垣の外の萩の枝葉に置く露を吹き払ひぬる秋の初風
3
もっと見る
青き銀椀
すいかバー母と食べたる猛暑日の入道雲の二層なる空
12
もっと見る
青き銀椀
左手に両目光れる野良猫の真夜の獣そ畏れつつ見つ
7
もっと見る
青き銀椀
この靑き惑星に寄りてまた一つ覚へて去りぬメーテルの旅
12
もっと見る
青き銀椀
山狩りの銃置きて薬喰へばむむ気取られしか吾が老いぞ知るべく
10
もっと見る
KEN
たらちねの 母を呼べなむ 人として 魚となりぬ 若きもののふ
12
もっと見る
KEN
この雨の ひとつぶさへも 施せぬ ならば心に 鶴を折りてむ
12
もっと見る
KEN
白肌に 醒めゆく人か あかねさす 葉月の朝に 殘るありあけ
12
もっと見る
KEN
灼熱に 靜かなりけり 百日紅 八月六日 汗を拭へば
16
もっと見る
KEN
くくみらの 花ほの搖れる けはひして 秋のはしりを 探すひざかり
11
もっと見る
青き銀椀
さんさんと咲くひまわりを見つめればわが命持ちあがる心地す
12
もっと見る
舞
目覚めくるあしたに旨し青空と大地の間よりいでる朝の気
7
もっと見る
名鈴
身は内より 日ごとに生まれ 替わるなり 心の長く 続くは如何で
10
もっと見る
横井 信
まだ続くテレワークでは決まらない涼しい夏の尽きない課題
10
もっと見る
[1]
<<
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
>>
[607]